今月の前年比をスポット解析で

「今年の4月にキャンペーンを行ったので3月と比べて流入数、お問合せ数ともに大きく躍進した。」という報告はありがちですが、果たして、この3月と4月との比較が適切な比較となっているのでしょうか？ 一見すると至極当然のように思われますが、仮に季節性の高いWebサイトであれば、4月はたまたま成績が良かっただけかもしれません。あるいは、顧客が決算(年度末)を終え、新たな予算が組まれたからなのかもしれません。 つまり、単純に前月比を示しただけでは、キャンペーンの効果とは言えないのです。

前年の同時期と比べる

より正確にキャンペーンの効果を推し量る為には、極力条件をそろえた値を並べる必要があります。良くあるケースは前年の同時期。昨年の4月と今年の4月を比較すれば、季節的な変動はどちらの数値にも加味されています。前年も似たようなキャンペーンを行っているのであれば、なおさらその比較は正確になるでしょう。 1年間の間に、サイトのリニューアルやコンテンツ追加もあったかもしれません。こうした背景要因をすべて網羅した上で比較することで、キャンペーン自体の効果を正確に推し量る準備ができます。条件がそろったところで、いざ、解析です。

らくログをスポット利用、今年と前年の4月のログを同時に解析

昨今市場にでまわるほとんどのアクセス解析ツールがタグ型(Webビーコン型)の計測方法を採用しています。らくらくログ解析も例にもれずタグ型も採用していますが、それだけではありません。その名の通り、生「ログ」を解析できる点がらくらくログ解析の特徴です。 過去の解析を行おうとおもった場合、タグ型ではこの要望は叶いません。ログ型の解析ツールは、過去のログが残ってさえいればいくらでも過去にさかのぼれます。 今年と前年のログをお預かりし、同じ条件で解析を行います。利用料もログの総量に対する従量制となりますので、無理なくご利用いただけます。

某メーカー様では定期的にキャンペーンを打たれており、次回キャンペーン時の前年比較の実施もご要望いただいております。