エリアマーケティングにらくログの「地域分析」



地域メディアのリーチ、店舗の展開状況、文化差・気候差など、「位置情報」と「マーケティング」は切り離すことができないものです。しかし、GPSなどの位置情報特定機能を持たないPCアクセスから位置情報を得ることは難しいことでした。 らくらくログ解析は、自社開発のIP Geolocationデータベース「SURFPOINT™」を搭載することで、世界最高精度の日本国内都道府県判定を可能にしています。 「SURFPOINT™」では、ネットユーザの通信を経由するネットワーク機器に振られているIPアドレスとその所在地を関連付けることで、ユーザがどの地域からのアクセスなのかを判定しています。
絞り込む(セグメント)することで、地域ごとの特徴がみえる
ほぼすべての結果で絞り込み可能
らくらくログ解析では、アクセス解析のほぼすべての機能で結果を地域別に絞り込むことができます。 クリック数の母数も違えば、クリックされるリンクも異なります。地域別に何が人気なのか、営業重点地域では意図したリンクがクリックされているのか。Web上のコンテンツやWebマーケティング施策と、オフラインでのエリアマーケティングとの整合性を分析しましょう。


地域別のキーワードは、広告投資に直結
リスティング広告では、単純にキーワードを登録するだけではなく、広告を表示する地域や時間帯を指定することが予算の効率利用に繋がります。
そうはいっても、どの地域でどんな検索トレンドがあるのか?まずはらくらくログ解析の地域「まとめて比較」で、各地の人気キーワードや人気ページを比べましょう。
キーワードの傾向を分析することで、地域ごとの知名度を可視化し、地域に合わせたマーケティング施策の立案にもご利用いただけます。
Webサイトは、世界から見られている
当たり前のことではありますが、Webサイトは全世界からアクセス可能です。 サイトにより差こそあれ、海外のどういった国からのアクセスがあるのかを定点観測しておくことは、将来的な海外展開の足掛かりにもなります。

地域判定精度
ネットユーザの地域判定は、ユーザが利用するプロバイダによって絞り込める範囲が異なります。
市区町村レベル
電話局やCATV局単位で動的にIPアドレスの割当を行っているサービス。
例:Yahoo!BBADSL
都道府県レベル
都道府県単位で動的にIPアドレスの割当を行っているサービス。
例:フレッツADSL
広域レベル
複数の都道府県をまたがるサービスに対し、動的にIPアドレスの割当を行っているサービス及びISP。
例:イーアクセス(アッカ)/DoCANVAS/アルファーインターネット/EO(ケイオプティコム)/イー・モバイル
全国レベル
携帯電話等、閉域網で集約された後にインターネット網に接続されるサービス。
例:docomo/au/softbank/ウィルコム
地域判定が難しいISP
例:JCOM/FiberBit/T-COM/INTERLINK
IPアドレスの統計情報
日本国内には、約2億(2012年1月15日現在)のIPアドレスが存在しており、このうちの半数以上がISP(Internet Service Provider)の管理下にあり、家庭やオフィスからのインターネット接続に利用されています。 以下、逐次IPアドレス統計情報を更新います。
上左図は、IPアドレスから判る国内のインターネット接続回線のシェアです(2012年1月現在)。IPアドレスからは、地域情報以外にも企業情報、回線情報が判ります。
上右図は、2012年1月現在での国内のIPアドレスの分布率です。東京を中心とした関東圏にIPアドレスの割り当てが集中しています。携帯キャリア(3G回線)などは、全国どこからアクセスしても都内のゲートウェイを通過してしまうため、IPアドレスからはすべて「東京」判定となってしまいます。