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Analyze(解析)から始めるPDCAサイクル

今回は、すこし概念的なお話になります。
皆様はwebサイトの解析を行うことで、どのような考察を導き出し、どのような施策につなげられているのでしょうか?巷では、「webのPDCAサイクルを回す」と言われています。

PDCAサイクル

では、皆様はどの程度のスパン(期間)でPDCAサイクルを回しているのでしょうか?
1年? 1クオーター(四半期)? 1ヵ月? 1週間?
あるいは1日単位や、もっと短いスパンで実施されている方もいらっしゃるかもしれません。

このサイクルは、サイトの性質によってまちまちで良いと思います。ただ、どんなサイトにも言えることは、短期的なPDCAと長期的なPDCAを組み合わせる必要があるということです。 私たちが考えるPDCAサイクルは、一般的に提唱されいてるものと少し異なります。

A … Analyze(解析、分析)
P … Plan(施策計画)
D … Do(施策実行)
C … Check(確認)

まず大きく異なるのが「A」の部分です。一般的にはDo(実行)したことをCheck(確認)し、次のAction(実行)に移すという一連の流れがあります。 しかし、実際の現場ではそこまで綺麗なサイクルでは回らない事も多く、実際は「Try&Erro(試行錯誤)」の連続かと思います。 PDCAサイクルで言えば、Do⇔Checkを短スパンで繰り返すといったところでしょうか?

こうした実情を踏まえると、アクセス解析では「日々のひとつひとつの施策の効果を、一元的な見方で測定する」役割をもつとともに、複数の機能を組み合わせて「詳細分析を行い多元的な見方でサイトの実像を深堀りしていく」役割があります。 このうち、後者の側面こそ、私たちの考える"Analyze"です。

A … まずは歩みを止め、現状の詳細分析を行う
P … 現状から、サイトの長所や短所(課題)を見つけさらに効果を上げるための施策を検討する
D … 優先度の高い順に施策を実行する
C … 施策の短期的な効果を計り、必要であれば微調整を行って施策を軌道にのせる
A … 中長期的にみた施策の評価を行い、検討段階から不備や漏れがなかったかレビューする

以上がサイト解析ツールを導入してからの実際の流れです。もちろん、導入前にはツールの比較検討(Plan)や実装(Do)のステップも存在していますので、webサイトだけにとらわれない広い視野をもって、Planしていただければと思います。

PDCAをもっとシンプルに
らくログから、らくらくPDCAのご提案:サマリー

らくらくログ解析では、4つのサマリー(まとめページ)が存在します。

①基本解析サマリー
②地域サマリー
③組織サマリー
④ページサマリー

この中で、ぜひご活用いただきたいのがページサマリーです。
端的に言えば、①の基本解析サマリーはサイト全体のまとめ、④のページサマリーはページ単位のまとめです。PDCAサイクルのうち、らくログがお力添えできるのは主にCとAの部分です。 このうち、Checkフェーズはわりと頻繁に行うべきフェーズです。頻繁に行うからには、確認すべき結果はシンプルに絞られていて、必要情報が網羅されているべきです。 通常のサイトであれば、頻繁に行われるDoフェーズといえばニュースリリースが挙げられます。掲載されたばかりのニュースリリースに、どのような反響があったのか、どこの誰が見に来ていたのか、こうしたCheckをを行うのに最適な機能が「ページサマリー」になります。 もちろん、地域や組織といったユニークな軸でサイトを分析できる地域サマリー、組織サマリーも、ひと目でサイト状況を理解できる有効な機能ですので、皆様の活用シーンに応じて使い分けて頂きたいと考えています。

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